ニュートロン東京でのグループ展も14日までとなりました。
未見の方、お時間ありましたら、よろしくお願いします。
これだけの作家の作品を一度に見られる機会はあまりないと思いますので。
出している作品について少し解説を。
先ずこの企画展のお話をいただいたのが父が亡くなった日でした。
4/10の夜中、病院へ駆けつけ病院から自宅へ父を搬送する車の中で
企画展のお知らせメールに気がつきました（G-mailなんでiPhoneから見れる）
ともかく式が終わるまではそれどころではなかったので、どうするか
考えられませんでした。
式が終わって考える時間が出来たときどうしようか？と
秋の個展についてはかなり迷いましたが
グループ展に関して出す事は直ぐに決めました。
３.11以降に制作された作品というであるのがテーマで、
新規に作品を作らねばならなかったのですが、
その事に対して作家としてどう対峙していくのか？という事は、
震災後ずっと考えていた事でもあったので。
ただ、他の作家さん達は恐らく震災への事に対しての想いが強いのではないかと
思われるのですが（実際に展示を見れておりませんので推測です）
自分の場合は父を亡くした事や、それにまつわる大変だった出来事の方が
影響は大きかったかも知れません。
１F 庭に置いてある作品
「After The Rain」
錆びている今一番要らないものの象徴（見てもらえば判ります）と、
記憶、記録されたデータを焼き込んである
種子としてのCD-Rから伸びる輝いている未来への希望。
After the rain
２F
「Per aspera ad astra」
ラテン語で「困難を克服して栄光を獲得する」という意味になります。
天へ届く様に伸びる形に、復興や平和への祈りを込めています。
ここにこの作品写真が載っています。
http://www.neutron-tokyo.com/gallery/schedule/1107/KITARUBEKISEKAI/artist2.html
アトリエ前で下から見上げた写真
Per aspera ad astra
夏の特別企画展『来るべき世界』
neutron tokyo
2011年7月20日（水）～8月14日（日）
11:00～19:00(最終日は18:00まで)
月曜定休
【 全館開催 1F main gallery + 2F salon + 3F mini gallery 】
【出展作家】
三尾 あすか&三尾 あづち / 金 理有 / 益村 千鶴 / 大槻 香奈 / 西川 茂
酒井 龍一 / 入谷 葉子 / 櫻井 智子 / 林 勇気 / 伊吹 拓 / 衣川 泰典 / 大和 由佳
谷口 和正 / 忠田 愛 / 稲富 淳輔 / 森 太三 / 前川 多仁 / 高橋 良 / 任田 進一
矢野 耕市郎 / 足田 メロウ / いちかわ ともこ / 池田 孝友 / 塩賀 史子
廣瀬 育子 / 齋藤 周 / 中比良 真子
私たちの住む世界を一変させた、未曾有の大災害。三月十一日以前とそれ以後では全く様相が異なる中、
この時代に生きて制作する作家は、果たして何を思い、感じ、生み出そうとするのだろうか。
現実世界の虚構が剥がれ落ちた目の前の光景から逃げず、「3.11」以後に制作された作品のみで構成される展覧会。
この企画の全売上の10％は被災地への義援金とさせていただきます。
gallery neutron 代表 石橋圭吾
■〒107-0062
東京都港区南青山二丁目17-14
■電話＆FAX
03-3402-3021
■メール
info@neutron-tokyo.com
■交通
地下鉄銀座線「外苑前」駅より徒歩約8分、「青山一丁目」駅より徒歩約15分
※駐車場はございません。
http://www.neutron-tokyo.com/gallery/schedule/1107/KITARUBEKISEKAI/index.html