2016 In Praise of Shadows 2016「新・陰影礼賛」/白白庵

2016 「新・陰影礼賛」/白白庵 (東京)

「 In Praise of Shadows 2016 」新・陰影礼賛
2016年7月16日(土)~24日(日) ※21日(木)は定休
時間 16:00~21:00
会場 白白庵(3階企画展示室)
〒107-0062
東京都港区南青山二丁目17-14 TEL & FAX. 03-3402-3021
http://www.pakupakuan.jp/

【テーマ】
谷崎潤一郎の名著「陰影礼賛」(昭和8年)から80余年、現代の日本は夜も明るく眠らない国となっている。
かつて照明の無い時代に物事の陰影こそが美の原点と説いた彼の美学は、今まさに風前の灯となっているかのようである。
ライトアップでもプロジェクションマッピングでもなく、薄明かりの下でじっと目を凝らして気配を感じ、
太陽の光の中では見えないものを見ようとする心こそ、今この時代に必要な行為かもしれない。
今展覧会では、照明装置を備えた作品の灯りのみで会場を照らし、夏の夕暮れから夜にかけての薄暗がりの中で、しばし暑さを忘れて時間を過ごす事で見えてくる景色・質感・存在そのものを楽しもうという試みである。

【出展作家】
◎加藤 渉(和紙や竹を使った灯り作家) http://acari.jp
◎谷口 和正(鉄の造形作家) http://kazu-one.com
◎伊藤 千穂(陶芸作家) http://chiho-utsuwa.net
◎Task Q(絵画作家) http://taskq.tumblr.com
◎角居 康宏(金工作家) http://www.yasuhiro-sumii.com