Fuji Rock 98 in tokyo
98/08/02

 昨日さんざん並ばせられたので少し早めに家を出る。疲れはとれていないけど。2日めは晴れている、昨日凍らせておいた水(凍りきってないけど)と雨は降らないだろうけど一応雨対策はしていく。(この時点で暑さ対策がすでに頭になかった<ばか 帽子ぐらい持っていけば良かったと後で後悔する事に) 鷺宮駅で早くもフジロックへ向かう人達と合う。リストバンドしてる人や、フジロックのビニール袋下げてる人など。9時少し前ぐらいに豊洲到着。途中のコンビニで買い物(飲物&日焼け止め)しようとしたが、あんまり混んでるのでパスする。これがあとで痛い目に合うことになるとは思わなかった。行列もなくすんなりと会場へ。途中でBlankeyのBBSで知合った人から電話があり会場案内版のところで待合せをする。売店のあるところでひと休み。昨日のブランキー、ギターウルフの話題で盛り上がる。

8/2 green stage
The Montrose Avenue
 Bブロックスクリーン側で見る。次のミッシェルに向けて場所取りがてら見に行く、けっこうほのぼのとしたバンド。STOOGESの「ステッペン・ストーン」をカバーするが穏やか。なんかいい人達みたい。
thee michelle gun elephant

  今回のフェス中最も見たかったバンド。Aブロック後方まで進出。しかし暑い客も気合い入ってるよう。Aブロックの左側スクリーンのよく見える位 置へ移動。日本で今もっとも勢いのあるバンド、スーツ姿で登場。演奏始まった瞬間ステージ上で×が飛び交う。1曲終わった処で1回目の中断。客を下がらせて演奏再開 2曲目途中でスタッフが演奏止めに入り又中断、演奏制止されてアベが切れてた。

グリーンステージで演奏中放水があったの初めてじゃないかな。4曲めぐらいまでは演奏終わるたびに中断。頼むから中止にならないで、バンドの勢いのままに客も熱くなる。地面が揺れる揺れる「ゲット・アップ・ルーシー」「バードメン」では大合唱。「バードメン」カッコイイ!!!ギターのアベに尽きます。何やっても決まるカッチヨエー、日本のギタリストの中でもっともカッコイイと思う。ひょっとするとPRODIGYより盛り上がってたかも知れません。(後ろの方のノリは解らないケド)今度は単独のライヴ見にいきたい。

BEN FOLDS FIVE

 日陰を求めて歩き回ってて少し聞いただけ。

KORN
 ああっ見のがしてしまいました。(泣)今回最大の失敗。先月号のロッキンオンでどうして記事かいてくんなかったんだよう。8/1に出る本に必見とか書かれても1日に本買えるわけないだろー(結局へばったたんですけどねこの時間帯)今回勉強不足ですねえー取りあえずチケットとったから知ってるバンド以外は特に調べもせず。アルバム持ってても聞き込んでなかったりちょっとさめてたかも知れません。勿体無いことしたなーと思うこといっぱい。
HOTEI

 この間ずっと水分の調達のため会場内を走り回ってた。何処いってもソフトドリンクは無いか冷えてない状態。ホワイトステージの方では完売の札あげている店も、まだ5時間以上もあるのに。冷たい水−っしょうがないので途中でビールを買うがあまり冷えてないし、すぐに咽乾くんだよなー

結局HOTEIの演奏横目に30〜40分コカコーラの店に並んでコーラ1リットルと水をゲット。コーラ1リットルなんて飲めるのかなと思ってたけどまだまだ日ざしは強く飲んじゃいました。(ちなみにこの日の水分摂取量 、500ml水*3+500mlお茶*1+350mlビール*3+1lコーラ*1=4.05リットル!!でもトイレ1回しか行かなかった。全部汗で流れていったのか)<全然レヴューぢやないじゃない。(布袋氏とはCDジャケットの仕事で1度お会いしたことある、喋ってないけど)

IAN BROWN
  暫く座って休む、ちょっと休むスペースもグリーンステージには無い状態。しかしここでI am the Resurrection (笑)する。おさるさんが帰ってきた−、と言うことでIAN BROWNですがBブロックとCブロックの間の柵のところで見る。田植えでもするのかあーイアン?笠かぶって登場。しかしよく似合う何ものだーあんた(笑)大阪IMPホールのローゼズ以来となる。バンドがタイトでグルーヴのあるいい演奏してます。特にリズム隊はいいですねー、歌もそつなくこなしてる(決してうまいとは言いませんが)完全復活ですね。
PRIMAL SCREAM

 個人的には今年のBEST。海外代表ロケンローバンド「ROCKS」をあの場で聞けて最高!(give at don't give upは墓場に持っていきたいぐらい好きなアルバム)食事をとってひと休みした後前に行くぞーと、Aブロック正面 後方ややスクリーン寄りで見る(このフェスでもっとも前にいた)地面の揺れを一番感じたのがPRIMAL SCREAMのときでした。ステージ上のミーラボールがゆっさゆっさ揺れてる。ステージの上にいても揺れわかるんじゃないのかこれ。

「ROCKS」の時みんな歌ってた。クスリまみれでへろへろの頃のライヴは知りませんがこの日はすごくよかったです。曲順間違えてましたが(笑)マイ・ブラッディ・バレンタインのケヴィン・シールズがギターで参加していたということを後で知る。う−わからんかったー、1回クラブチッタで見てるんだけどな、顔確認できる程前で見てませんが。早くアルバム完成させて来日してくれー。夕暮れ時に「Higher than the sun」「ローデッド」やっぱりライヴは前でモッシュされながら見ないと面白くないなと痛感しました。近くに場の盛り上がりと関係なく”ボビー”とか、奇声をあげてる奴がいて気が散った。途中でいなくなったからよかったけど。

PRODIGY

 2日目のステージ上にぶら下がってたひらひらしたものはPRODIGYのステージセットだったのね。GOLDIEを抜出してグリーンステージへ向かう。PRIMAL見たぐらいの位置を確保すべくAブロックヘ向かうも途中でライヴ始まり慌てて前へ行くがAブロックはたどり着けず、観客の期待度が最高潮に達する。みんな待ってたんだこの瞬間を!仕方ないのでBブロックの櫓横で見ることにする。

始まった瞬間観客が狂った、(こういう表現がピッタリな雰囲気だった、みんな縦に飛んでる^_^)空気が一変しみんな激しく踊り出す。凄まじい音の洪水ああPRODIGYだあーっ。キースが客席に降りて客を煽りまくる。前の方大丈夫なのか?もはや地面揺れてるのかどうかも解らない状態。意外にもシアトリカルな面もマキシムが客席を睨み付ける。カッコイイ!PRODIGYはライヴにに限る!CDだと単調に聞こえていたリズムもライヴではダイナミズムを増す。なんかすごい物見ちゃったという感じ。アンコールの時もうからだへろへろなのにもっとやって欲しい、この時間が終わらなければいいのにと思ってしまう。

 

 
8/2 white stage
KEMURI
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GEODEZI

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TOKYO No.1 SOUL SET
 グリーンステージより移動。昼食をとりながら見る。この手のイベントにしては食事が結構美味しい&充実していました。余裕あればちゃんと見たかったけど。しかし暑いー日陰が全然ない。テント張ってる人が羨ましい。ヴァージンのテント目指し日陰を求めてグリーンステージへ移動。しかしみんな考えることは一緒満杯で入れず。羨ましそうにプレステントを眺めつつ1周するも日陰&休める所見つからずホワイトステージへ。
LO-FIDELITY ALLSTARS

 この辺からばてばてでへろへろになり水を頭からかぶるもあまり効果なし。マジでこれ以上日焼けするとまずいと思い。腕まくりはやめる。頭から見ずかぶるなんてなんかラグビーの合宿のよう。(笑)やっと日除けテント横の影を見つけ休む。しかし雨傘を日除けに使うはめになるとは思いもよらなかった。夏のイベントなめたらあきまへんな。元気あれば結構好きな音かも知れないと思いつつ見にいく気力なし。トイレの手洗い水補給しに来たおっちゃんと少し話してたら、レゲエサンスプラュシュよりよっぽど多いとのこと。昨日が5万で今日が3万5千人ぐらいだそうです。ロンドンブーツが来てるよと言ってたけど、どうでもいい事。日陰寝転がりたい。

JUNKIE XL
 ボーッと見てる。とにかくIAN BROWNまでは休むことにする。ここで一緒に見ていたヒカゲさんが帰ることになり一人でHOTEIがでるグリーンステージへ
AUDIO ACTIVE
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ASIAN DUB FOUNDATION
 少しぐらい見たかったけどプライマルの魅力に勝てず。見てません。
GOLDIE
 PRODIGYとの究極の選択。PRIMAL SCREAM終わって50分ブレイクあるというので急いでホワイトステージへ。すでに演奏始まってました。GOLDIEだGOLDIEだGOLDIEだクール!!カッコイイ立って前の方で見たかったけど次のPRODIGYの為に体力温存。座って音を聞いている。(なんてもったいことしてるんでしょ。<わし MTVのフジロック取材見てたらGOLDIEがインタヴューに答えていて終わってからPRODIGYを見に走ったよなんて言ってた。)バットもって追っ掛けてこないでねーGOLDIEさん。グリーンステージへの人の移動が始まる。後ろ髪引かれる思いでPRODIGYへ
 

 あ−終わったー花火もそこそこに会場からの脱出をはかる。スクリーンに「来年はフジで逢おう」と言うようなメッセージが流れる。昨日よりゴミが落ちているのが多いような気がする。1日目より30分程終了時間遅かったのでバスの時間を気にしつつ豊洲へ向かう。昨日よりはスムースに進む(早く出たのもあるだろうけど)なんとかバスに間に合い辰己駅へ。昨日と同じ面 子がバスに乗ってたのには笑いそうになってしまったが。でもシャトルバスが走っていたなんて知らなかった。(だから豊洲での事故のことはスマッシュのホームページ見るまで知らなかった。亡くなった方の御冥福をお祈りします。2度とこのような事が無いように。)しかしステージは全般 に見易かった。あれだけ大きな会場で一番後ろまで下がってもステージとスクリーンが見える。(それなりに小さくなるけどブリッツなんかよりよほど見える。)
家に着いてテレビつけたらMTVでミッシェルの「GWD」がかってた。ああっカッコイイ!

今回僕が不満に思ったことは

1. 初日の会場迄の行列 (これは自分がいた時間帯の事しかわからないけど)
2. 2日目の暑さに対しての日除けテントの少なさ(陣取った人たちが動かないからあとから行っても入れない)2日とも晴天だつたらどうなっていただろう?
3. 2日目ソフトドリンクが売切れで一時的に手に入らなくなったこと。
4.  あとから知った事ですがシャトルバスが走ってたにも拘らずアナウンスが無かった事。何処で告知していたのだろう?

ぐらいですね。去年のことは情報としてしか知らないのですが、それに比べれはたいしたことじゃないですね。(だからここままでいいとは思わないけど)野外フェスはある程度の不自由を楽しむぐらいでないとダメだと思います。僕は概ね成功だったと思います。マナーの悪い奴もいましたが、どろどろになって落ちていたウチワを拾ってゴミ集めをしていた女の子、草むらに捨ててあったペットボトルを拾っていた2人組などの姿も見ました。これだけ多くの人に感動を与える事が出来たフジロックフェス、問題点は多く有るでしょうが、続けていく事が大事だと思います。ウッドストックの幻想が少しだけ見えたような気がした。未だに心の中の熱いものが消えない。

来年は富士で!絶対いきたいと思います。
 

8/1
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