FUJI ROCK FESTIVAL '98 IN TOKYO

8月1日(土曜日)出演者リスト  
[WHITE STAGE]

10:30 ホフディラン
11:30 SHONEN KNIFE
12:30 SHEENA & THE ROKKETS
13:40 東京スカパラダイス・オーケストラ
15:00 ギターウルフ
16:10 MCM AND THE MONSTERS
17:40 NICK CAVE AND THE BAD SEEDS
19:20 IGGY POP
8月2日(日曜日)出演者リスト  

98/08/01

 なんか後になってからも感動と興奮が忘れられなくて、スマッシュのホームページの書込み見てたら涙出そうになった。沸々と沸き上がるものがある。こんな気持ちになったのは20年以上ロック聞いていて初めての体験です。


 8/1、朝おきたらやけに暗い、外を見ると小雨が降っていた。今日は降らないんじゃなかったのかっと思いつつ昨日買ったカッパと傘寒いかもと思い長袖シャツ、ビニール袋などをつめて出発。9:00頃豊洲駅でBlankey仲間と待合せしてコンビニで食料と飲物を調達する。ペットボトルの水がガチガチに凍らせた物が売っていてなんじゃこりゃと思った。(この日は曇ってたから欲しいと思わなかった、2日めにこれが欲しくなるとはその時は思いもしなかったT_T)

すでに会場までのの行列がディズニーランド状態になってる。遠々迂回させられて会場についたのは10:30回っていた。なぜあんな迂回させる必要あったのだろう?そのまま会場向かっても問題なさそうに思ったけど。途中横断歩道をわたったショートカットする奴続出。公道でああいう仕切りは無理でしょう。2日目は少し早く行ったからなのか(と言っても20分ぐらい、後の時間帯がどういう状態だったか知りませんが)スムーズに流れてたし混雑もなかった。想像はしてたけどやっぱり遠い。帰りのこと考えて少しブルーになる。(この時点ではそんなに乗り気でライヴ見たいと言う感じじゃなかった)


 

8/1 green stage
MIDGED
会場到着時すでに始まっていて見てません。
stereophonics
 結局1:30分程かかった。少し休んでからグリーンステージへ、すでに泥沼化しているところありステージ最前列で踊ってた人は靴やGパン泥だらけ。ロックフェスと泥は切っても切れない関係ですなBブロック左側のスクリーンが良く見える位 置を確保。ロッキンオンに載ってたなと言うぐらいの知識しかなく音も聞いた事なかったけど、いいバンドですね。これからが楽しみ。しかし気持ちは次ぎのBlankeyへ。スクリーンに3DCG のフライングロゴで次のアーティストが紹介されてる。(3DCGはソフト何使っているのだろう?と職業病が)
Blankey Jet City

 今年見るのは5回目になるBlankey Jet City、前にいきたかったが下がぐちゃぐちゃなのと場の様子がよくわからなかったので同じ位置で見る。「彼女は死んだ」で始まる。照井のウッドベースの音が鳴った瞬間のカッコ良かったこと!地面が揺れるのを初めて感じる、前の方ではペットボトルやウチワなどが飛んでいる。(笑)

「赤いタンバリン」のサビの部分聞くといつも涙がでそうになる。「ぼくはヤンキー」今はもうライヴのメインの曲と言っていいでしょう、始めて日比谷野音に「悪い人たち」が響いた時のことを思い出した。何度聞いてもメチャメチャかっこえーがや。こういうところ用に早い曲を選曲して来るだろうと思ってただけに「15歳」をやったのは意外だった。

「Skunk」の時トチってOH MY GODってベンジーが言ったのかと思ったら照井のベースにトラブルが出たためだったのね。アドリブで凌いでたけど何が起きたのかよくわからなかった。少し短かったような気が・・・

GARBAGE
 素晴らしい演奏でした。伊達に歳は食ってない(笑)ちゃんとアルバム聞いておくべきだったなあ。始めはシャーリーがあまり好きじゃなかったんだけど可愛い人ですね。ロッキンオンでNICK CAVEの大ファンだと言ってたけど会えたのかな?思ってたより歌もうまかった。前半で一番いいライヴやったと思う。
SONIC YOUTH
 ギターウルフが気になるので少しだけしか見られませんでしたが、あのSONIC YOUTHが青空の下で何万人もの前でノイズをまき散らしてるのを見て感慨深いものを感じてしまった。ここにいる客は本当に音楽知ってるなあと嬉しくなりました。しかし海外組はこういうの慣れてそうだなーみんな堂々とノビノビ演奏している。この時はじめてグリーンステージまわりを1周してみたのですが、いろんなとこに人いましたね。ステージ右側のトイレの周辺にも人が転がってたり。(何してんねんこんなとこで)ステージ一番後ろにテントはってる人。プールを見に行ったら汚れた足を洗うのに使われていて泥水と化していた。スマッシュの人はまさかこんな使われかたするとは思いもしなかったのだろうな。
忌野清志郎 Little Screaming Review
 ギターウルフ終わって駆付けると「ドカドカうるさいロックンロールバンド」が聞こえてる。うおーRCナンバーやってる!!!聞くとこによると「雨上がり・・・」など他にも演奏したらしい聞きたかった!結局「きもちE」しか見られなかったけど、健在振りをアピールしてました。
Elvis Costello with Steve Nieve
 ここからグリーンステージに戻ってきたけど座るとこなかなか見つからずDブロック迄下がる。疲れてきたので座ってのんびり見る。ギターとピアノによる渋い大人のステージを見せてくれました。しかし横幅広くなったなあーコステロ。<言う資格無いぞワシ(汗)
BECK
 いきなり「ルーザー」で始めるとは反則だ(笑)あわててNICK CAVE から移動する。『オデレイ』が日本でも売れたBECKだけど、こんなに多くの観客から支持されてるとは。余裕のステージ僕は初期のエキセントリックな発言やイメージが未だ強いのだけど、(インタヴューでなにいってんだか訳わからん時期あったし)ステージは王道のパフォーマンスを見せてくれました。
BJORK
 文句なくこの日最高のステージパフォーマンスを見せつけてくれました。格が違うといった感じですね。「さくらさくら」で始まったらしいのですが、IGGY POP見てて見のがした。見たいバンド重なった時どういうずらし方するか本当に悩む。オープニングってやっぱり見たいです。パーフェクト、これだけ見ても元とれるぐらい素晴らしいライヴでした。

純白のドレス(手を挙げると円を描く袖)まるで天使か妖精の様。Cブロックからなのでステージは小さくしか見えないけどスクリーンに映るBJORKはとてもキュートで可愛かった。ストリングスをバックに歌い上げ、打込みによるテクノ調の曲、圧倒的な歌唱力と表現力、幻想的はステージと東京の夜景が見事に重なる(スクリーンの左後方にどこかの花火があがってた)ほんとに歌うまいです。最後の曲の時ステージ裏に花火が上がりました。幸せな気分でこの日のライヴを締めくくってくれました。心から見に来て良かったと思いました。

 
8/1 white stage
ホフディラン
会場到着時すでに始まっていて見てません。
SHONEN KNIFE
stereophonics が遅れて始まったのと会場の様子が良くわからず見逃す。うー見たかった。
SHEENA & THE ROKKETS

GARBAGEを見ていて見逃す。よく考えたら今まで見たことなかったんだ。

東京スカパラダイス・ オーケストラ <
 シークレットゲスト。ここからホワイトステージへ拠点を移す。ライヴ見ながら食事。ほのぼのとして楽しそうなステージでした。
ギターウルフ
 日本代表ロケンローバンド。ロケンロー!ロケンロー!ロケンロー!ロケンロー!ロケンロー!ロケンロー!ロケンロー!ロケンロー!ロケンロー!ロケンロー!ロケンロー!ロケンロー!わはははははは。(これだけで済ましたいぐらい)

待望のギターウルフ期待通り楽しませてもらいました。理屈いらんす。右手スクリーン前迄進出するも前に進めず。途中でギターのセイジが暑さのあまり革ジャンとTシャツを脱いだと思ったら革ジャンを又着込んだ。客席ではうけてた。(笑)ラストの曲で客をステージに上げギターを持たせてのパフォーマンスはサイコーだった。ビバロケンロー!この日裏の一番のステージだった。というか今年の中で最も楽しかったライヴでした。

MCM AND THE MONSTERS
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NICK CAVE& THE BAD SEEDS
 久しぶりだったけど今迄の来日公演は全て見てるので、涙をのんでBECKを見に移動。もうすこし見たかったのだけど「ルーザー」聞こえてきてたまらずBECKへ走ってしまいました。したがって1曲ぐらいしか聞けませんでした。ブランキーの達也氏が見ているのを目撃されてたみたい。惜しいことをした。
IGGY POP
 生きる化石IGGY POP(笑、すんません)今見ておかないとという思いにかられホワイトステージへ。思ったとおり上半身裸で登場。アンプの上によじ登ったりいきなり飛ばしまくる。すごいねーこの人。本当は最後迄見たかったけどグリーンステージのビョークが始まったらしく、ストゥージーズ時代の曲1曲聞いてから移動しようと思ったところで「SEARCH AND DESTROY」が始まる。あーカッコイイ!初めて生で聞いた。こことゴールディのところはどっち見るか本当に悩んだ。なんて贅沢な悩み。またきてね。
 

 ビョークのアンコールが終わり、帰り道へ。ロッキンオンなどで散々脅されてたため2時間覚悟で取りあえず豊洲駅へ向かう。しかし思っていた程時間かからずなんと、行きより早く豊洲に戻ってこれた。拍子抜けする程スムーズ。こうなるとよけいに朝のあの行列は何のためと思ってしまう。しかし駅は混んでそうなので木場方面 行きのバスが出ているということでバス停へ行ってみる。木場に行く終バス来たのだけど何処に行くのか確認してて乗ろうとしたら発車してしまった。T_T終バスなんだからもう少し待ってくれよー。仕方ないので辰己行きのバスで辰己駅へしかし駅が何処にあるかわからない、一緒に降りた人達とぞろぞろ駅を探して歩く。

わからんよあれじゃ。全然駅前じゃないじゃないか。友達はここで千葉方面 へ、豊洲のいっこ手前なので電車はがらがら楽勝で座る。豊洲からどっとフジロック帰りの人達が乗ってきて、車内はいきなり満員に、しかしみんなどろどろ(笑)一般 客にしてみれば迷惑な話だけど。なんかおもしろかった。手に入場者のリストバンドつけてる人と靴のどろどろな人でああこの人もあのステージ見てたんだなと思うと妙な近親間がわく。みんなが歩いたあとにも泥が落ちていて帰っていった方向がわかる。こういう席もフリーで好きなところで好きなバンドが自由に見られるなんてサイコーでした。2日目へ続く


8/2
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