六甲ミーツ・アート芸術散歩2014の展示作品「Cosmic Seed」の展示が12/25をもって終了いたしました。
会期一ヶ月延長となり、ほぼ3ヶ月間の展示となりました。
26日に無事搬出を終えました。
お越しいただいた方、お世話になったスタッフの方、本当にありがとうございました。
この空間でこの作品を展示できた事を本当に嬉しく思います。
自分の作品の為にあるのではないか?と思われるほど六甲枝垂れの空間は素晴らしい空間でした。
自分にとって最大の作品であり最長の展示期間となりました。
見ていただいた人にどこまで伝わったかは分かりませんが、新しい試みをいくつかやりました。
今までの作品は一つの作品内では一つの歌の歌詞で一つのフォントで構成されていました。
今回の「Cosmic Seed」では2つの歌の歌詞を使いそれぞれ違ったフォントを使いました。
六甲枝垂れという場所に展示するにあたり、メインの歌の歌詞は「桜」をタイトルに持つ歌
もう一つの歌詞はその「桜」をタイトルに持つ歌と深い関連のある「月」をタイトルに持つ歌で構成されています。
その歌の歌詞に混じって鳥のシルエットを見つけた方も多いと思いますが、その鳥は六甲山に生息する鳥達のシルエットを
用いました。
宇宙から飛来したかもしれない種である「Cosmic Seed」。それをこの場所まで運んだのは鳥達かも知れない
という意味を込めました。
またこの作品はクーパービジョン賞をいただく事が出来ました。
長い作家生活の中でも転機となる展示となりました。
今後ともよろしくお願いいたします。