99.04.05 赤坂BLITZ / underworld

こんなに良いとは!!!

ここ数年で最高の体験かも!(フジロックを除く)前日のリキッドルームオールナイトが凄い良かったと聞いていて1時間50分 もやったらしいので期待はしていました、が想像を遥かに越える良さでした。なんか全て吹っ飛んだ感じ、しばらくこのモードから抜けられそうない。

  はじまる前から客席が盛り上がっている。ステージには機材の後ろと 上にスクリーンが設置されている。 右側PA前の最前列で見る事にする。ステージ袖のDJが見えないけど。ステージ右側にG3Mac(Power Book)が置かれている、ちょっと嬉しい。
(Sound&Recordingunderworldのインタヴュー読んでたら全員が G3Power Book買ったそうです、新作はG3Macで作られたそうです、ちょっと嬉しい。)

 19:10頃メンバーの登場、カール・ハイドは思ったより小柄だ。スクリーンには当然”TOMATO”の作った映像が写 し出される。なんかしらんがめっちゃカッコエエ!(後ろでぎゃーぎゃー言ってた女がうるさかったけど)話に聞いていたカールの奇妙な踊りはあの音の中で聞くとカッコよく見えてしまう。この人40歳なのか?本当に。ステージ後ろのスクリーンに映された変なオヤジの ダンスにあわせてスクリーン後ろでカールが踊る。「オイ!オイ!オイ!」と言うようなかけ声(アンコールを求めるような声と言えば良いのかなあ うまく表現できませんが)がどこからともなく上がり客席に広がっていく。(このノリは正直どうかと思いましたが^_^;;;)

 そしてそれをさらにカールがあおる。ブリッツがクラブと化す。もの凄い盛り上がり様。フロア全体で踊ってる。まるで98FRFのプロディジーの時の様。普通 のロックバンドのライヴではあり得ない事だ。客もバンドも本当に楽しそう。 ロックのライブほど前に詰め寄らないので適度に踊る空間がある。ラストの”ボーン・スリッピー”のイントロが流れた瞬間みんな前へ押し寄せる、その波に乗って自分もさらに前へと進む。(歌い始めカールは股間に手を当てていました(笑))
至福の瞬間が訪れる。幸せだ!踊ると言うより体が勝手に動く、圧倒的な音と映像の波に揉まれる。 気持ちいい!

「See You Next FujiRock!!!」

というような言葉を残してカール・ハイドは言ってステージを後にした。(この後ステージ袖でペロッと舌を出した顔はまるで悪戯っ子の様でした)脳味噌とけそうなぐらい気持ちイイライヴだった!幸せ!気がつくと2時間以上踊りっぱなし。全然長さを感じなかった。

 客もバンドも幸せそうだった、アンコールが終わってもみんななかなかその場を立ち去ろうとしない(できない?もっとその場で余韻に浸りたいと思わせるほど良かった。)客電がつかず曲がPAから流れはじめるが残った客は帰ろうとせず曲に合わせて踊り始める。まだやるのか?と思ったが。曲が終わって客電がつきやっと人の流れが外へ向かい始める。なんか外へ出たく無い、もっとここで音の余韻に浸っていたいと思った。もう本当に最高です。2/28のジョンスペを超えて現時点での今年のベストライヴ、3日のオールナイトも行けば良かったと後悔する。

あのライヴをまたフジで見られるなんて・・・・(感涙)夜空の下で響き渡る”ボーン・スリッピー”なんて考えただけで鳥肌立ちそう。

See You Next FujiRock!!!!!!!!!

#カールハイド、結構おちゃめな人でした^_^


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