RESPECTABLE ROOSTERS Live

 

RESPECTABLE ROOSTERS Live”5/29(土)赤坂BLITZ

開場前の外で客層を見ていると思ったよりも若い客が多い、
やはり各バンドのファンが多いのかな?

◆POTSHOT
  あまり多くを語ることはないです、(ファンの人ごめんなさい)思った通 りの感じ、悪くは無いが積極的に聴こうとは思わないなあ、いきなり結構盛り上がってダイブするやつ続出してましたが。(最後にリョウジも飛んだ、けどpre-schoolの大和田に比べるとショボイ、もっと思いきり飛ばんかい!そういえば現pre-schoolのメンバーがこのバンドにいたんだよなあ)ここで初『花田』を見ることになる。”Let's Rock”にギターで参加、なんかギターの音があまり聴こえない、コーラスの声も。んー早いリズムについて行けてるのだろうか?ということをちょっと思ってしまった。1曲参加であっさり花田は去ってゆく。評判の悪かった”Case Of Insanity”やっぱりこの歌をこんなアレンジで やられてしまってはなあ・・・・
#僕は気がつかなかったのですが、出のSEが”Let's Rock”の初回レコーディングの音源だったようです。

◆PEALOUT
 今年3度目になる(1回はタワーのインストアイベント)外で友人待ってたら1曲目”Sad Song”(大泣)おお〜い、いきなりかい!友人にも是非見て欲しいからしばらく外で待ってたけど、たまらず途中から中に入る。ギターの岡崎がベース、ベースの近藤がエレピというシフトで歌ってる。クアトロで聴けなかった、”Sad Song”その後そのままのセットで”FLY HIGH”に 相変わらずドラムの高橋は凄い、ラスト近藤の紹介で花田登場。”C.M.C.”だ。 高橋が後ろでめちゃめちゃ嬉しそうな顔をして、叩いている。曲の終わりに近藤が「summer summer summer !」と歌ったのに泣けた。コアなファンしか分からないような小ネタを結構言ってましたね。お互いの名前をコールしあって去ってゆく。もっともルースターズをリスペクトしてくれたバンド。地味だけど(他のバンドに比べると)本当に良いバンド。こういうバンドがちゃんと売れるようになって欲しいなあ。

◆the pillows
  個人的にはベストアクトでした。 ライヴを見るのも初めてだし、知ってる曲も2曲ぐらいしか無かったけど凄いよかった。もう少しアコーステックよりの綺麗な音出すバンドかと思っていたんですけど。結構太い音出してました。 特別トリヴュートライヴということを意識せず、自分達の世界に中にうまく”Good Dremse”を溶け込ませていました。CD買ってちゃんと聴こうと思わせるいいライヴでした。 pillowsのみ花田が未参加でしたが”Good Dreams”うまくできそうに無いと言う理由らしいです・・・

この後のインターバルでDJに冷牟田(東京スカパラダイスオーケストラ)が入る 一部の客が後ろのDJブースへ押し掛ける。これ以降インターバルは全て冷牟田がDJとして登場。

◆GYOGUN REND'S
  この日一番の盛り上がりだったかな、タイトスーツにカールコード見た目ミッシエル、やることギターウルフ/MAD3をまぜたような感じ。いわゆるガレージバンド。でも僕はちょっとなあという感じでした。どっちつかずで、切れるならとことん切れて欲しい。それなりには楽しめましたが。ベースのMCが変な意味で受けてたようですが(笑、ニセ九州弁)ここでも大江のMCを真似してましたね。「金○に爆弾が落ちた」とか(笑)「アーリーライヴ」からの引用。アートスクールって言ってたけどこいつら美大出てるのか? ドラム台やモニターの上に乗り飛び下り飛び跳ねとステージ 動き回ってました。しかしギター&VOのニイちゃんがイケテないなあ(笑)変なチリチリパーマにピチピチのスーツのパンツ。”Dissatisfaction”で花田登場。”セルNo.8” 曲的には一番ルースターズの曲(絡み)を多く演奏したかな。しかしラストと言ってからが長かった、正直ダレました。CD聴いて思っていた中途半端さを確認してしまったかなという感じでした。

この後一旦会場の外出て休憩(今回はチケット見せれば再入場出来る)出る途中の廊下でイベントの仕掛人スマイリー原島氏とすれ違う。

◆THE GROOVERS
 前々身のLOODSの解散ライヴ(=ラウドマシーン結成ライヴ)は見たことあったのですが GROOVERSは初めて見た。そう考えるとこのバンドも活動暦長いなあ。(後で友人に聞いたところ、LOODS時代からのメンバーは残ってないそうなので 全く別のバンドと言うことになりますけど)西村茂樹(こんな名前だして分かるGROOVERSファンは少ないだろうな) が追い出されてからほとんど聴いて無かったのですが ラウドで良いギター弾きますねえ、最近こういうギターの音聞いて無かったのですが 良いです。藤井一彦、そして声もでかい(笑)ベテランだけあってベース(5弦)ドラムとも安定感あり堂々と演奏してましたね。 GROOVERSも知ってる曲ほとんどなかったけど、楽しめました。花田とは”Sitting On The Fence”をやりました。この時の花田が一番しっくりきてたかな?楽しそうにギター弾いてました。 なんか他のバンドの時って ギターの音が小さくてあまりよく聴こえなかったのは僕だけかな?(この時も藤井の轟音が勝ってる瞬間もありましたし・・・)

◆ROOSTERS?
  花田裕之/下山淳/井上富雄/池畑潤二/ MCが「ROOSTERS!」と叫んだ瞬間一斉にステージへ客が 押し寄せる。(『WHE THE FUCK IS ROOSTER?』と言ったそうです後から聞いたとこによると、花田のTシャツと言い”ROOSTERS”とは名乗ってないんですねこの日。)ちゃんと見たいので中へ入らず右側PA前、前から5列めぐらいで見る。こんなに好きなバンドなのに今までメンバーのソロも見ていない 何もかも初めて。(ロフト+1で見た安藤広一が初めて生で見たルースターズのメンバーでした。 余談ですが、大学の時の彫塑のモデルさんの旦那が灘友だったことがありビックリした。)初代ルースターズの3人+中期から後期を支えた下山の4人によるROOSTERS?(あえて?つけます)なんとも言えない!この4人がステージにいる!(ロックンロール・ジプシーズでいっしょにはやってますが)花田のTシャツには『WHE THE FUCK IS ROOSTER?』と書かれていた・・・(この人ゲストで出るたんびにそのバンドのTシャツに着替えてました)

「こんばんわ」と花田 ”Do The Boogie”でスタート。書くべきが悩んだけど思ったことそのまま書きます。正直始まった瞬間?!という感じ、演奏に張りが無いというか、往年のスピードを求めるのは無理だろうけど・・・花田の声が曲にあわない、歌い方かえてるせいなのか。僕はヴィデオやCD以外で見たことあるだけなので過去のライヴと比較できないのですが。初期の大江の歌は歌いにくそう。もともと派手なバンドじゃないけど、淡々としてるのかやる気がないのか分からない感じ。でも”ニュールンベルグ””撃沈魚雷””バリュウムピルズ”という中期の黄金ナンバー(僕が一番好きな曲達)を立て続けにやってくれた時は涙でそうでした。にしても何故CDにも入っていないような曲を取り上げたのだろう?僕は嬉しかったたけど選曲的にはもっと一般 受けする曲あるのに。(もとはセットリストに入っていた”ロージー”ははずされたようです)

しかし一番らしさを感じたのはラストの”ネオン・ボーイ”でした。花田はずっと淡々としてましたが、下山が唯一自己主張したのがこの曲でした。意地を見せたと言うべきか・・・これからという所でライヴ終了。
花田ははとんど喋りませんでした。あまりにもあっあさりとステージを去る4人。らしいといえばらしいのですが・・・ アンコールの拍手流れる中すぐに客電がつき音楽が流れはじめる。少し粘ってみるも楽器を片付けはじめもう完璧に終わりと分かった時点で会場から出ることにする。 結局名前が出ていなかったゲストはDJの冷牟田だけでした。朝本も参加せず。

 誰のためのイベントだったのだろう?少なくとも本人達はやりたく無かったのでは?と思ってしまう。花田の各バンドへの飛び入りはその日決まったらしいし・・・ トリヴュート参加アーティストで単独ブリッツ満杯に出来る人は呼ばれていない。(おそらくイベントの主旨が成り立たなくなるためと思うけど。ミッシエルが出た日にゃ何のイベントかわからなくなってしまうだろうし・・・ )あの4人の演奏とあの曲達を聴けたことは良かったです。まさか1999年にあの面 子での演奏を聴けるとは思っても見なかったことだから。それにしても近くで見た池畑のドラムは凄かった(ちゃんと音が出ていなかったという声もあるようですが)
  なんかうまく担がれちゃったのかなあ?という感じが否めなかったですね。本人達の意志と別 のところで物事が進んでしまったような。ともかく伝説となりつつあるオリジナルルースターズのメンバーが演奏するのを見られたことは、僕にとって意義深い夜でした。



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