SHERBETS


“SIBERIA GIGS”SHERBETS  08/09(月)新宿リキッドルーム

 SHERBETを以前見たのが96年の誕生日だった、大阪W'OHOLで当日券で入った、それを思うとチケットがとれなくなったもんだ。自分の中のBlankeyを囲む環境がなんか良く分からなくなって来て純粋に”音”を楽しめないでいるため醒めた状態で今日を迎える、「SIBERIA」は買ったもののアナログ盤買った為結局聴かずじまいでライヴに臨む事になる。最悪な事に打ち合せが夕方入っておりギリギリの時間にリキッドへ駆け込む駅のロッカーに荷物預けたかったが空いておらず荷物持ち込むはめに、格好も前であばれられる格好じゃ無いので後ろで大人しく見る事にする。

 19時10分頃スタート、ベンジー黒のタンクトップにお気に入りの赤の革パンで登場。”HIGH SCHOOL”から始まる、久々のベンジーのギターと歌声、keyの福士さんがギターを持つ。”HIGH SCHOOL”のシングル聴いた時はBlankeyとの差別化は?と思ったがやはり別物(当たり前だ)ベンジーのやりたかった事が分ったように思う。決してBlankeyではできない世界だなと。実際にライヴを見て理解できた。中盤は思ったよりは静かめの曲が多く聴かせる、モッシュしたい奴もただステージを見つめているよう。激しい曲ももちろん良いのだがこういうリリカルで表現力の豊かな世界がやはりベンジーの持ち味だと思う。

”水”が聴けたのは嬉しかった、「セキララ」の中で最も好きな曲、「セキララ」からは”760””そり”(アンコールで)が演奏された。

”はくせいのミンク””ジョーンジェットの犬”は凄かった、ソロの活動として、ミユージシャンとして新たな領域に入ったという感じ。ある意味では年末のツアーより良いのでは?とも感じた。見ていて?と思う瞬間は少なくとも無かったから。

アンコールは4曲やった。”シベリア”圧巻!(ここで終わっても良かったかも)ラストカバーかオリジナルか分からん英語のノリのいい歌で終わる、ここぞとばかり客席でモッシュが起きる。

しかしベンジーの凄さを感じれば感じる程Blankeyの2人の不在を感じてしまうのはいかん見方なんだろうなあ。 SHERBETSはバンドというよりベンジー+バックバンドの領域からはでていないなと、それでも凄いんだけどね、ドラムの弱さはやはり感じてしまう。それとキーボード自己主張し過ぎのような気もした、福士さんは嫌いでは無いけど・・・・

気合い入れずに見に行った(行くの止めようか?などとも思いつつ)行ったライヴですが素晴らしいライヴを見せてくれました。

 



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