Blankey Jet City 赤坂BRITZ 1998.12.15/16

15日

 18:30にウルトラマン前に14日のBlankeyオフ会の人達と待ち合わせ。
前日のオフ会で朝まで飲んでて朝帰りのため一睡もせずライヴに挑むはめに、前回のブリッツは整理番号B400番台で全然前にいけなかったのに18:50ぐらいに会場入ってもそこそこ前まで行ける。かなり客入れを絞ってるよう。 2階席は関係者のみで一般には解放していないよう。(前回タバコの投げ入れあったからか? でも実際は一般 客入れてたようです)今日はおとなしく見ようと後ろの1段下がったところの柵の前右側を陣取る。

  19:10頃客電が落ちパーカッションのSEが流れる。

メンバーの登場、照井はウッドベースだ! ”DERRINGER”でスタート!ん?
ベンジー歌い方変わったのか?期待したほどのテンションは感じられない。
カッコイイんだが・・・ ”彼女は死んだ”とウッドベースセットが続く、フジロックでこの曲聴いて感じ方変わった。98年最も最高に感じた瞬間を思い出す。
(フジロックでこの曲のウッドベースが鳴った瞬間空気が震えた!)

  3曲目”僕の心を取り戻すために”!!!
ああ、久々に聴くよライヴでは。個人的に常にベスト5に入る名曲。
荷物預けなかったから身動きできん、何度も前に走り出しそうになるのを押さえながら見る。前回の「ロメオズ・ハートツアー」の時のうっぷんを晴らすかの様に達也のドラムが裂烈しまくる。やはり達也はこうでなければ。
96年の大阪IMPホールで見た時(”ガソリンの揺れかた”を初めてやった、「幸せの〜」と「ラヴフラッシュ〜」の間のツアー)のように早い曲主体で古いめの曲が多く演奏される。

  ”赤いタンバリン”では大合唱が起こる。98年のシングルベスト1はやっぱりこの曲かも知れない。 ”絶望という名の地下鉄 ” でこバンドの表現力の凄さ、を思い知る。 ”僕はヤンキー”前回のブリッツで初めて聴いたとき、ぶっとんだこの曲はもうライヴでかかせない曲となっている。 本編ラストは”3104丁目のダンスホールに足をむけろ”であっけなくステージを去っていく。

 アンコール1曲目は”soon crazy ”久々にベンジーと達也が上半身裸で出て来た。アンコールラストはお決まりの”Baby Baby”。飽きたという声も多いけどやっぱりこの曲聴かんと終わりって気がしない。諸事情により「LIVE!!!」は手許にないので僕にとってはライブでしか聞けない曲だから。 ”左ききのBaby”あたりがベストテイクかな個人的には、でも前情報でやると聞いていた”★★★★★★★ ” が聴けなかったのが残念、明日に期待。しかしベンジー歌詞飛ばしすぎ、なぜに毎回やる曲の歌詞飛ばす?
曲によりベンジーの歌い方が力ないのが気になった(声がでない時もあるけど、歌えていない訳ではないから・・・)


16日 
 この日はライヴ内容の詳しいレポは出来ません。
ひたすらモッシュ地帯にて飛び跳ねてたもので全体の流れわかりません(笑)

昨日おとなしく見てたので今日は前に行こうと決意し、革ジャンと鞄をロッカーに放り込み身軽になり会場へ。
整理番号B106番だったけど、中はまだそんなに人がいない。ベンジー側 PAより少し内側の前でビール飲みながら開演を待つ。

ストラングラーズの”メニンブラック”が流れてる、渋い選曲だ達也!その後ローリングストーンズの”ホンキートンク・ウィメン”へと変わり、徐々にジャズトランペットに変わっていき、開演時間10分過ぎ位 に客電が落ちる。昨日と同じSEが流れると共に前へ押し寄せ、5列目位まで進む。

 過去最高に近い位置でblankeyを見ることになる。昨日と同じく”DERRINGER”で幕をあける、もうダイブする奴がいる、足が顔の横にある。足を降り払い踊る(というより飛び跳ねるの方がふさわしいな、踊るようなスペースは全くない)3曲め待望の ”★★★★★★★”が!!! 

しかし最前列にこんなに女の子がいっぱいいるとは思わんかった、みんな大丈夫なのか?”SWEET MILK SHAKE”が聴けたのがこの日一番嬉しかった。 ”ロメオ”はライヴの定番になるかと思われたが今回のツアーではあまり演奏されなかった。僕が聞いたのはこの日のみ。”SWEET DAYS”が初めて演奏される 達也の’モンテカルロボンボン’で聞いた話では今回のツアーには合わないと言う理由ではずされていたようだ。

 ”SKUNK”が終った後、照井がベースを置いて立ち去ろうとするところをベンジーがもう1曲残ってると照井を促す。(前で見ていた人の話によるとベンジーがフロアのセットリストを足で指してたらしい)

そして『次ラスト!』というベンジーの声、少しの間ジャムったあと演奏されたのは ”僕の心を取り戻すために”!!!この流れでこの曲とは!涙出そうになりながら歌う。照井がぶち切れる、ベースを高々とかかげ、放り投げそう、僕の位 置からはベンジー以外あんまり見えなかったんだけど。僕にとって最高の瞬間だった!

 アンコールは ”嘆きの白” ”D.I.Jのピストル”と演奏されアンコールラスト”Baby Baby”の後にアドリブのように英語の歌が歌われる、何度か聴いたことのある曲だが曲名がわからない。(曲名あるのだろうか?)曲の流れ的には今回のツアー4日見た中で個人的には一番よかった。絞れるほどライブで汗かいたのはいつ以来だろうか?

 この2日間。何か釈然としないものがあったのも確かです、そこいらのバンドのライヴに比べりゃ半端で無く凄いものを見せつけてるんですが・・・何かが違う。それがなんなのかが分からないのですが。何かが起こることを期待して大阪へ。

 

ZeppOsaka編へつづく

 

1998 STANDING TOUR CONNECTICUT GANG 赤坂BLITZ/SET LIST

SET LIST 提供 H. Kさん、サンキュー

★★★★★★★

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